Linux to LinuxのrsyncコマンドでNo route to hostが出る
UbuntuでWekanのホットスタンバイ環境を構築していた際に、
dumpされたDBデータをrsyncで転送し、restoreする…といった手順の
バッチファイルを組んでたんですが、どうもrsyncが通らない。
いや、常に通らないわけではなくて、
rsync -av /home/user/data user@192.168.x.x:/home/user
といった感じの所謂「パスワードを聞かれる状態」では成功するのに
rsync -av /home/user/data user@192.168.x.x::USERDATA
(参考:パスワードなしでrsyncする方法)
といったパスワード入力を省いた状態のrsyncコマンドで、
ホストに辿り着けませんでしたといったIP指定をミスったような
エラーが出力される。
rsync: failed to connect to 192.168.x.x (192.168.x.x): No route to host (113) rsync error: error in socket IO (code 10) at clientserver.c(122) [Receiver=3.1.2]
もちろんpingとかsshは通るので、IP指定は正しい。
どうしたもんか…と検索していると、
どうやらポートが解放されていない状態でも
No route to hostとエラー表示される場合もあるらしい。
(参考:ping は通るのに No route to host と言われる)
ということで、rsyncで使用される873番ポートを解放しておいた。
iptables -I INPUT 3 -p tcp -m tcp --dport 873 -j ACCEPT
これでひとまず解消した。
どういうことかというと、下記のサイトを見る限り
その場で認証するときはsshが使われて、
rsync同士での認証だとrsyncプロトコルが使われるので
TCP:873番ポートが開いてないとダメらしい。はえ~
エラー文が正しいとは限らない…っていうのを再認識したなど。
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