ZALMAN T8でPC組んでみた

ちょっと前にメイン環境をCore i9、
サブ環境をi7-4000番台にしてから
全然PCを組む気が起きず、
プライベートでの自作PCはご無沙汰だったのですが
部屋片付けの際、ふとそこら辺に転がってるパーツ群で
サブPCを作ってみたい欲が沸き起こってきたので
バッと組んでみました。…もちろん部屋の片付けは無事順延されました。


さて、パーツを一通り搔き集めてみたのですが
ケースと電源だけ他のパーツとの相性が良くない。

どちらもそんなに高い物ではないですので、
盛岡に出来たドスパラへフラっと出かけて購入してきました。

電源は玄人志向 650W BRONZEのもの。
ケースは久々のZALMANを選択しました。
…新品でZALMANのケースを買って組み立てたのはZ9以来かな?いやZ3か?

仕事上、同じ値段帯のケースはよく扱うのですが
大体Versa H17H18H26、Flumo.Qなんかで組むので
それに比べて組みやすいかどうか…ってところも興味があっての選定です。

箱は特に飾りっ気もない普通のやつです。

開封したところ…というか、写真は組立後ですね。LED光ってるので。
赤い線がLED発光部です。後述するボタンで制御出来ます。
※マザーとの接続(4ピンとか)はできません

上部I/Fはこんな感じ。
…そうそう、この「R」ってスイッチですが、
これリセットボタンじゃなくてLED制御の切替ボタンです。

USBは2.0が2つ、3.0が一つ。Type-C/3.1はありません。

側面は今時の流行りのアクリルではなく、両面ブラックアウトされた鉄板です。
ZALMANのワンポイントロゴが個人的にはお気に入り。

内側はこんな感じです。電源は上部、下部には3.5インチHDDベイが。
2.5インチHDD/SSDはベイ上に取り付けか、底面にねじ止めだったかと思います。
…あ、もしかして裏配線スペースにも付けれたかも。

フロントパネル裏。240mmの2連ラジエータくらいなら装着出来ると思います。
白いパネルはLEDの裏のとこです。

一通り組んだところがこちらです。
裏配線スペースはまあ他の安価なケースと同等くらいには確保されてました。

今回のマザーボードのレイアウト的に裏配線への穴との相性が良かったので
だいぶ組みやすい印象でした。

…横着してプラグインじゃない安い電源を買ったので、
電源線の余ったやつはケースのフロント下部に収納。


・Core i5-4570S
・DDR3 16GB(クロック忘れた)
・Radeon R7 250X
・WINTENの安いSSD 240GB
といった形でした。

ターゲットとしては、VALORANTとかの軽いFPSが動いて
あわよくばWindows11の動作確認が出来ればいいかな…
程度のものとして考えてた構成になります。
まあマザーボードがTPM2.0対応してないので
Windows11は動かなかったんですけど…(-_-)

TPMモジュールのコネクタはあるんですが、
対応するモジュールはメーカーから発売されてない模様でした。

VALORANTはとりあえず90~120fps辺りをウロウロしていたので、
特段動作に問題はないかなと思います。


組みやすさ的な感想ですが、
ケース内部のレイアウトがまるっと広く確保されている分、
シンプルな構成で組むのであればかなりやりやすい部類かなと思います。
ここにM.2 SSDとかでマザーボード上にストレージが載れば尚更やり安いかなと。

反面、
・電源上のレイアウト
・5インチベイの剛性の無さ(オマケ程度だから仕方なし…)
・3.5インチベイの位置
・できればフロントUSB3.0はもう1つ欲しかった…
・LED制御ボタn…
といった部分は個人的に気になりました。

同価格帯でシンプルな構成であればこのZALMAN T8、
DVD/BDドライブを搭載したいのであれば
(ちょっと設計は古いですが)SliverStone SST-PS08B
HDDを複数台積む予定があるのであれば
Thermaltake Versa H17
全てにおいて拡張性を持たせておきたければちょっとでかくなりますが
Thermaltake Versa H26辺りがおススメかなと思います。