USB接続のHDDが遅い時の改善方法

買ったばかりなのにも関わらずUSB接続のHDDが遅い場合に
以下の設定を見直すことで改善することがあります。

デバイスマネージャー
→ディスクドライブ
 →接続しているUSB HDDを右クリックし、「プロパティ」を選択
  (例の画像では「ADATA HV620S SCSI Disk Device」)

赤枠で右クリックし「プロパティ」を選択

「ポリシー」タブを選択し、
「高パフォーマンス(B)」を有効にする。
その後、下部「書き込みキャッシュポリシー」の
「デバイスの書き込みキャッシュを有効にする(W)」にチェックを入れる。

上画像のようにチェックを入れて、「OK」で確定。

「OK」で確定させて設定は完了です。

※注意

プロパティ画面にも書いていますが、
この設定を行った場合、デバイス取り外し時に必ず
「ハードウェアの安全な取り外し」といった作業を
実施してください。

Windows 10 でハードウェアを安全に取り外す – Microsoft

書き込みにキャッシュを使用する都合上、
取り外し動作を行わないとファイルが破損したり
運が悪いとディスクや機器の破損が発生したりするので
注意が必要です。

設定の効果はいかほど…?

結論から言うと、わりと効果は出ます。
以下はADATA Technologyの
外付けUSBハードディスク「HV620S」での速度比較です。

速度の測定は「CrystalDiskMark 8.0.1」の1GiBで測定しています。

設定前はこのような感じ。書き込み速度が壊滅的ですね。
…いやほんと、壊滅的だなぁこれ…

ここまで改善します。
書き込みの速度が読込と同じくらいまでアップしました。

正直このHDDの性能自体が微妙なので、一概に効果があるとは言い切れないですが
こいつみたいに遅いUSBHDDがある場合は試してみても良いかもしれません。