MSI VIGOR GK20を買ったらBackSpaceキーが超固かったので対策

所用で秋田に行った際、ふらっと寄ったPCショップで購入。
…本当はArtisanの紫電 改を触ってみて
良さそうなら買おうと思ってたところだったんだけど、
取り扱いが無いと言われちゃったので、手持無沙汰で帰るのも悲しいし
どうせなら最近買ったマウスに合わせてMSIで統一しちゃおうかなーと思い立ち、
MSIのマウスパッド(GD20)と安いゲーミングキーボード(VIGOR GK20)を購入。
2つで4000円ちょいでした。ネットで買った方が安かったけど、まあご愛嬌っつーことで。

マウスパッドのレビューは後々するとして、まずキーボードを触ってみる。
キータッチはこの値段、かつメンブレンってことを考えると悪くない。
むしろだいぶいいセンいってると思う。

他のメンブレンキーボードと比べて、少しキータッチが独特になっている。
タッチはだいぶ重くて、「カクッ」とするメカニカルチックなタッチになってるけど、
自分的にはメンブレンの「ぬるっ」と入るあの感じが薄れて逆に好感触。

…しかし、どうにも一部キーはやりすぎというか、
まともに押しても弾かれるほど固いやつらがいる。
定価3000円だし、品質的に仕方ねえのかなぁ…と思う感じもするけど、
まあちょっとこれはひどいなと。

特にバックスペースの固さがヤバい。5回押して1回は確実に引っかかる。
初期不良か、個体差か…?って思ってレビューを見に行くと、
わりと同じ問題で悩んだり、交換してたりするレビューが多い。
…これ、製造上の問題なんじゃねえの?MSIサン…
まあPCパーツの方も最近品質そんな良くないけどさ…ブツブツ

とはいえ実売2000円のキーボードの初期不良交換のために
MSIに送り返したり秋田の店頭に赴くのもちょっと。
他のキーはわりと普通に使えてそう…だし、
自分としてはバックスペースさえ何とかなってれば問題ないかなと。
ということで、ちょっと原因探って対策してみようかと。

原因(おそらく)

その道の人でもないのであんまり詳しい原因はわからないんだけど、
キートップを外して軽く検証した限りだと、
メンブレンスイッチに関しては問題なさそう。
普通にスコスコ押せるので。
と、いうことは問題があるのは
キートップと土台を繋ぐプラスチック部分の成型かと。

打鍵時に力を入れる角度次第で、ここのプラスチック部分のスレが悪くて
固さに繋がるっぽい感じがする。
自分の個体だと酷いのはバックスペースのみだったが、
多分ほかのキーも(意識してないだけで)発生してそう。

対策

①いったんキートップを外し、付け直す。

症状が軽ければこれで改善する。
いったんキートップを外すことで、中のプラスチック部分が
圧縮されるなり削られるなりして、アタリが良くなる…
と思われる。実際自分のでもまあ10回に1回程度には改善した。

ちなみにキートップの取り外しはマイナスドライバーで出来る。

②症状が発生していない別のキーと交換する

①でも微妙に改善しきらなかったので、自分はこちらを選択。
あまり使用しないテンキーの「-」ボタンの方では
固い現象が発生していなかったので、そちらと交換。

一応、これで普通に使えるレベルには改善した。
多分キートップ側をヤスリで削るなりなんなりすれば
キートップそのままで改善できそうだけど…
ヒマがあって気分が向いたらやります。多分。

ちなみにマイナス側に島流しにされたバックスペースキーですが、
そちらの方では何事もなかったかのように普通に打鍵できました。
…え、キートップとベースの相性?
それは流石に…大丈夫か?MSI。

まとめ

詳細なキーボードのレビューは後々書く(かもしれない)けど、
打鍵感や質感は本当に「メンブレンの2~3000円のキーボード」としては
だいぶいい方です。今まで使ってたELECOMのやつより好きかも。

だから余計にこの工作精度の低さが残念…
キートップ交換だけであまり気にならなさそうならこのまま使うし、
使っててほかのキーもダメそうならELECOMに戻そうかと思います。

あと旅先でデバイス買うのは初期不良の時に面倒だから良くないね…
秋葉原とかなら(コロナが無ければ)年に複数回行くからいいけど。

今回のキーボードについては交換しても改善するとは限らないっぽいので
まあその限りではないかもしれないけれども。
次からはおとなしくデバイス関連は地元の店か
通販で買うことにしよう…